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お漬け物
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京都のお漬物というと、私は千枚漬けが浮かびます。京都の冬の代表的なお漬け物ですね。かぶらにほんのりと昆布だしの香りがあり、うっすら甘さを感じる千枚漬けは、京都の四季を感じさせるお漬け物です。昆布と赤唐辛子の入ったお酢で漬け込む千枚漬けはあっさりとしていて、いくらでも入ってしまう美味しさです。仕事で京都に行くことが多い友人に、冬場になると必ずおみやげにリクエストするのが、この千枚漬けです。お漬け物があまり好きではないという主人も、千枚漬けの大ファンです。お酒のつまみにもよし、お茶請けによし、もちろんご飯にもあう京都の漬け物の代表的な逸品です。
しば漬けも京都で生まれたお漬け物です。京都の大原という場所で漬けられたのが発祥のようです。京都の方々は、古くからしば漬けに親しんできました。しば漬けといってもたくさんの種類があって、シソやしょうが、きゅうりなどがあります。しば漬けというと紫色というイメージがありますが、素材の色のままのしば漬けもあります。最初は保存食という形で作られたしば漬けですが、今では日本の食卓になくてはならない食べ物となっています。しば漬けは、おかゆさんや白いご飯にもぴったりです。さっぱりとした味は食欲のない夏場にも嬉しいおみやげになります。
すぐきも京都の代表的な漬け物の一つです。上賀茂産のすぐきが使われることが多いようですね。漬けるときに大変手間のかかるのがすぐきのお漬け物だということです。外皮を剥き何日もかけて塩漬けをします。そのしっかり塩につかったすぐきを樽に並べ、ムロという温室でしっかり醗酵させます。この醗酵がすぐきの味のよしあしを決めるということです。ムロによって醗酵菌が違うということなので、漬け物店によって味が違うという所も魅力ですね。ほんのりとした甘味、その中にうっすらとした酸味を感じるお漬け物です。
京都の漬け物は季節を通じて様々なものがあります。こんな食材を漬け物にするの?と思う食材も、京都では季節の上品なお漬け物になります。春の漬け物にたけのこの漬け物があります。たけのこを塩漬けし、かつおのだしがよく効いた調味液に浸したたけのこのお漬け物は、酒の肴に絶品です。また京野菜のみぶ奈のお漬け物もあっさりとした口当たりでご飯にぴったりです。千両茄子の漬け物は、暑くて食の進まない季節に食欲を増進させてくれるさっぱりとした口当たりが人気です。季節ごとの京都のお漬け物をセットにしておみやげというのも素敵です。